バックカントリー 百々ヶ峰 2011年1月17日(月)

YT

2011年01月17日 19:31



「雪が降ったら目の前の里山を滑る」これがテレマークスキーの原点かな(笑) 前からやりたかった百々ヶ峰をテレマークスキーで登って滑るアホで面白いプランを実行してきました 
本当は本日仕事だったのだが、あまりの雪の多さに朝7時に上司からメー

ルで本日は代休ですと連絡があった

そのまま爆睡し

昼に目が覚めかみさんと昼めし食べてたらふと頭によぎった

「こんな雪があるならもしかしてあのプランイケるんちゃう?」

雪が降ったら里山を滑れがテレマークの原点

車で20分くらいで岐阜市のど真ん中にある岐阜市最高峰の百々ヶ峰(どどがみね)417m に以前から雪が降ったらテレで行ってみたいコースがあったのだ

ネットでもやった人は皆無 たぶん俺だけが思いつくバカなプラン何だろう

里山で雪がしっかり付くのは一瞬だけなのでこれを逃すともう無理なんで

かみさんに

俺「ちょっとスキー行ってくる」

かみさん「は? これからスキー場行くの?」

俺「違うって、金華山の正面にある百々ヶ峰で滑るの」

かみさん「あんなところに滑れるところあるの?何考えてるん」

あきれるかみさんをしり目に「ザックに紅茶を入れたサーモスポット、スコップ、ゾンデ、シール、行動食、インナーダウンを突っ込んでゴー

長良川を渡り現地の林道に入ると案の定車が入った形跡は無し。


あまり進むとスタックしたら大変なんで適当なスペースに車を置き
麓からスタート


平日でこんな日に登るアホは自分だけらしくトレース無し


気温は-2℃くらいだが無風で久々の有酸素運動なので寒くない


ふれあい広場の駐車場に到着。
静かだ  


雪は重めの深雪だが久々のシール歩行は気持ちいいぞ 。岐阜市のど真ん中でこんな幻想的な景色を拝めるなんて来てよかったな


途中の雪のついた階段に戸惑ったが途中の休憩所に到着。もちろん誰もいない


普段はアスファルトの車道。帰りはここを滑る予定だ。ノートラックのプチパウが楽しめそう


自分以外に来る人はいないと思ったが坪足のトレースがあった。自分が向かう芝生展望台に向かっていないから百々ヶ峰本峰に向かったのだろうか?
雪はしんしんと降っている なんだか一人でここにいるとじ~んとくるね


車道から外れて芝生展望台に向かう登山道に入る。脛ラッセルくらいだがシール歩行が楽しくてノンストップで進む


木にもたんまり雪がのっているのでたまに爆弾が投下されるがそれもまた気持ちいい


少しショートカットしながら進んだりして



展望台に到着。とても静か あ~気持ちええなぁ


持ってきた紅茶と行動食でプチ休憩。こんな日に来る人はいないが、こんな日に来るから山はいいんだよ


休憩もほどほどに林道まではシールで登山道を滑る。思ったより快適であっという間に林道に到着。さてお待ちかねの滑りだが、日が傾きかけ気温が下がったおかげで雪質が軽くなり気持ちいいパウダー滑りが楽しめた。 信州方面の激パウとは行かないがたかだか数百メートルの里山でこれだけの新雪が楽しめれば最高だろう


雪も上がり岐阜市の町並みがみえる


あっというまにふれあい広場に到着。ココからは斜度がゆるくなり板も走らなくなるがお構いなしに雪上のスキートレックを楽しんで車に戻った。

う~ん 怪我して本格に滑れないと思っていたが こういう面白くてあほな企画なら今の自分でもやれそうかな


詳細図
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