ホワイトピア高鷲 11月22日(土)
ついに0809シーズン開幕 試運転くらいのつもりで来てみたら、すでにトップシーズン並みのコンディションでびっくり。今シーズンも一人前のテレマーカーになるための修行が始まりました。
今日は仕事もお休みで家内からも了解を得ていたので、今年登ってない鈴鹿の山に行こうと考えていました。ところが週半ばからの大寒波で奥美濃方面がすごい積雪らしいと聞いたので、なやんだ末に山はやめて軽くウォーミングアップしようとホワイトピア高鷲に向かいました。
朝7時30分に自宅を出発し東海北陸道を順調に走っていたら白鳥から路肩に白いものが見え始め高鷲では道路中央まで真っ白になってしまいました。
ゲレンデで準備するのは面倒なのでひるがのSAでトイレを済ませウェアを着込み準備を済ませる。ここはサークルKもあるしETCの出口もあるのですごく便利です。
ピアまでの道はもう完全にトップシーズンと同じ雪景色で昨年のこの時期とは大違い。20分くらいでピアに到着しゲレンデに出たら想像以上に出来上がっていてビックリいつもこの時期はアイスクラッシャーの幅の狭いゲレンデなのでもう最高にうれしいです
土曜日なのでかなりの混雑を予想していましたが、思ったほどゲレンデは混んでいない。まあまだ滑走エリアが少ないのでゲレンデそのものは混まないようだが下のリフト乗り場はかなり待たされました。
まず最初の1本は軽く流す。5ヶ月ぶりの滑走だけど思ったほどタイムラグは感じない。
3本目まではフリーで適当に滑りましたが、4本目からはイメージしていた課題の練習。
その課題とは
「テレマークポジションをとらないテレマーク」
テレマーカーはアルペン以上に個人の癖が滑る姿に現れるものですが、初心者の人を含めこれがテレマークだろうと思われやすいのがスタンスを広くとり膝を曲げて屈伸運動しながらターンする姿。
でもこれだとすぐ太ももがパンパンになり一本滑ったらかなり疲れる。昔の細板ならいざ知らず、今のサイドカーブのある板なら無理にテレマークポジションをとらなくともターンできます。
まずはスタンスをこぶし1個半くらいに取り(簡単に言えば普通に歩く歩幅と同じスタンスくらいかな)後ろ足のかかとが板から離さないくらいの意識でエッジングする。エッジングの時に、谷足の小指と山足の親指を板からくる感触で微調整しながら引き上げる意識を持つとやりやすい。自分の解釈としては拇指球で押さえるというより足裏全体で抑えるくらいの意識のほうが今の板の性質にあっていると思います。
自分の理想とするポジションは狭いスタンスですが、ただ狭いだけでなくセンターにきちんと乗る事、高低差の調節、場面によってのスタンスの調節が出来ないとバックカントリーではまともに滑ることが出来ないことを昨シーズンに思い知らされました。雪になれることも大事ですが技術あっての場数ですね。
結局かる~く滑る予定が全修行モードになってしまい、昼ご飯とらずに滑り倒してしまいました。まあ雪質が良かったのもあるのですがね。
対面に見える大日ヶ岳も真っ白。高鷲スノーパークもすぐにオープンできそうな感じに見える
この日テレマーカーは午前中に一人見かけただけでした。このテレマーカーさんはとてもやわらかいホームで良いすべりをしていたので話しかけようとしたのですがリフトのタイミングが合わず話しそびれてしまいました。
次回はたぶん開田MIAかな
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