当初あるエリアにテント泊に行く予定でしたが体調不良やら検査やらで準備する暇もなく中止。
色々考えて病気と怪我をする前は滑る山であり、グリーンシーズンに観光客に混じって登ろうなんて全く思いもしませんでしたが
体の現状から無理なく楽しめ家族サービスも出来る高い山となると最適かと思いつき乗鞍岳にしました。
コースは畳平~富士見岳~コロナ研究所~肩の小屋~剣ヶ峰~肩の小屋口
朝6時に出発し高山経由で乗鞍高原へ。気にしていた東海北陸道の渋滞も無くスムーズに移動出来た。
当初駐車しバスに乗ろうと考えていた観光センターは満車でバス待ちも長蛇の列。まあしゃあないなと三本滝まであがると楽チンに停めれました。
バスに乗って畳平までは小一時間ですが紅葉は位ケ原山荘付近から下が見頃です。
畳平から鶴ケ池の縁を歩いて県境広場に出て富士見岳へ。下の車道を使えば楽チンですが、味気ないですからね。
富士見岳の頂上は穂高や槍、南アルプスなどの大展望ですので立ち寄る価値ありです。1年前滑った富士見沢も雪がなければかなりの急斜面に見えます。
次はコロナ観測所。ここもそばまできたのは初めてでしたが、肩の小屋に行く道がないので富士見、麻利支天のコルから往復30分くらいのピストンになりました。
お腹も空いたきたので肩の小屋前のベンチで昼食。食材を沢山持ち込んだけどみんな空腹だったからかあっという間になくなりました
さて時間も押しているので剣ケ峰へ。食べた後で皆動きが鈍いですが、今日は膝やバセドウのこともあって体力を温存気味にしていたのとダブルストックできたので息が乱れる事もなく逆にいつもよりハイペースで蚕玉岳に到着。
剣ケ峰へは体力のある自分と息子の二人で登りました。
あいにく周囲の山は雲の下になりましたが雲海が見事なのと澄んだ空気が気持ち良かったです。
周囲の斜面を見ながら滑ったことを懐かしく思い出しました。
展望を楽しんだら一目散で肩の小屋へ。
下りは慎重になるので皆よりローペースになりましたが膝のことを考えたら無茶はできません。
肩の小屋口に着いた時には猫の額ほどの雪渓で滑っていたスキーヤー達も降りてきていました。この時期までよくやるな~。
4時9分のバスに乗って三本滝に戻り松本の
とんかつめぐろで晩御飯食べて(ここは質、量、サービスすべてパーフェクト!)
崖の湯(松本を見下ろす露天風呂が最高)で汗流し12時にかみさんと運転交代しながら家につきました。
ほんと久しぶりの山だったけど思いの外動けたし心地よい疲れも味わいました。そしてグリーンシーズンも登って改めて乗鞍の良さを実感しました。
これで今年の山は多分終わりかな?