本日のGPSトラックデータ
今週はスキーはお休みし、新緑の山を歩きたいのとイワザクラを見に岐阜県奥美濃の舟伏山に登ってきました。
イワザクラはサクラソウ科の花で山中の岩場に咲き最近は自然開発と園芸用に採取する人があとを絶たず絶滅危惧種に指定されています。
舟伏山は残雪期や紅葉の時期に登っているけど肝心のイワザクラの咲く4月にはまだ登っていなくて今年こそはと狙っていました。
最初は一人で行こうと思っていたけど、かみさんが仕事が休みだというので子供達を学校に送り出したあと一緒に出ました。
登山靴を履くのは昨年の11月末以来だから5ヶ月ぶりです。
9時に自宅を出発し10時前に登山口に到着。イワザクラを狙ってか、高山から観光バスや関東方面のナンバーの車も見られました。
出だしから植林の杉林を九十九折に登り40分ぐらいで尾根筋の登山道となる。久しぶりの登山靴は軽いな~。かみさんは既にバテ気味でしたが
最初の休憩ポイントとなる桜峠。下界は散ってしまったけど、ここではまだ花が咲いている。名前のとおり桜が咲いているとは初めて知りました。
桜峠からは尾根筋を登りやがて新緑の中の九十九折の道となる。
第二の休憩ポイントとなるみのわ平。このあたりからカタクリやニリンソウが結構見られ始めました。
ニリンソウをみると5月の上高地から横尾の道を思い出します。明神から先の道の脇に咲くニリンソウの群落は素晴らしいです。
尾根筋から石灰岩のカレンフェルトが目立つ斜面を九十九折への登りに変わりしばらくすると登山道から外れた岩の表面にイワザクラを見つけました。
画像でした見たことがなかったイワザクラですが実物は写真以上に色鮮やかで綺麗でした。群落の規模としてはそう大きくないと思うので、心無い人たちに荒らされないことを願います。
長い九十九折の登山道もいつしか広い頂上台地の東端にたどり着き、平坦な登山道を少々歩くと2時間で舟伏山頂上に到着しました。自分は新緑の山歩きとイワザクラの鑑賞でご満悦ですが、かみさんはゼエゼエ肩で息してました
疲れを癒していただくため頂上でのんびりランチタイム。横であまりにもおいしそうに食べるので自分の分も少しあげました食欲を満たせばすぐ元気になるのが現金だな~ 。今日は天気はいいがうす曇で日永岳は見えるがその奥の能郷白山はうっすら残雪をまとった姿が見えただけでした。
頂上でマッタリしたあと下山ルートである西ルートを下る。頂上台地からしばらく西側に下るともう一つのピーク(双耳峰のようなもの)である小舟伏山に到着する。下りは調子がイイみたいだ。
頂上から中腹くらいまではニリンソウのお花畑が素晴らしい。イワザクラ目当てで着たけどこれをみるだけでも価値あり。
ブナの林を九十九折に下るとやがて杉林になり、沢にでる。新緑の沢沿いを歩くのは最高のマイナスイオン浴だ
沢沿いをしばらく進むと登山口に到着。下山は1時間30分ぐらい。
久しぶりの登山靴を履いた山歩きでしたが、ブランクもそう感じることなく楽しく歩けました。夫婦登山も普段以上に会話が弾み、お互いを理解する気持ちも深まったことでしょう(本当か?)バックカントリーも楽しいけど普通の山登りもやはり楽しい。こりゃスキーシーズン終了か? いやいやまだまだ立山、乗鞍が