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2008年04月16日

バックカントリー 白馬乗鞍岳 2008年4月16日(水)

バックカントリー 白馬乗鞍岳 2008年4月16日(水)

 天狗原の斜面を滑る。雪質は春らしくザラメで快適ニコニコ


ゲレンデ修行が終了しバックカントリーに突入しましたが、今回は自分が

所属しているチームSMDCの平日企画 栂池~白馬乗鞍岳に参加し

てきました。

前日にもう雪の心配もないだろうということと燃費の兼ね合いでノーマル

タイアにチェンジ。自宅を9時30分に出発し中津川ICから中央道に入

る。最近のガソリン値下げとETCの深夜割引が30%→40%になったお

かげで遠征には本当に助かります

辰野PAで2時間程仮眠をとり豊科を降りて4時に栂池に到着し集合時間に

合わせて寝ました。
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朝8時30分に駐車場に全員集合。自己紹介。メンバーは神奈川、長野、愛知、三重ととてもバラエティに富んでいる。自分とチトさんはここの企画には初参加。
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ゴンドラとロープウェイを乗り継いで自然園駅に到着し、シールをつける
パトロールの方がロープウェイ内で現在の雪の状況を地図と一緒に詳しく説明されました。自然園から栂の森に繋がる林道は雪崩で埋まっていて通行不能とのこと。
 本日上に上がる人を見ているとほとんどテレマーカーでボードが少し。
こうしてみると外にでる人はテレマーカーが多いんだなと思いました。
この時期ATスキーをやる人たちは、難易度の高い沢筋なんかを狙って、こういうところにはこないのかな?           
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本日のメンバーは1班と2班に分かれて行動。自分は1班に入る。
天狗原へは最初は緩やかな尾根筋を登る。このあたりはまだ楽勝?
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中盤から天狗原に取り付く斜面は中々急でここは素直に斜登高&キックターンで登る。雪はザラメで柔らかい。いや~やっぱりスキーはザラメ"
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スキーのシール登高は登山の登りと一緒で息の上がらないペースを守って登るのが鉄則。急斜面を越えてたどり着いた天狗原は何もない広大な雪原。なんだか乗鞍の位ヶ原みたいだ。
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目の前にはハクノリの巨大なバーンが広がる。正面から見ると本当に跳び箱みたいな形の山。確かにこれはスキーですべろといわんばかりの山だな
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ハクノリに向けて進むメンバー。こういう形の山に向かうからか皆自然に1列に並んでる。なんか昔の刑事ドラマ「Gメン」みたいだ]
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途中のダケカンバの木が一本生えているところで休憩していると、2班がハクノリの斜面に取り付いてきた。あまり長く休憩を取ると体が冷えるので、先に行かせてもらう。斜面の上部は雪が緩みすぎ、斜登高でもエッジが決まらず、冷や冷やした場面があった 自分の後ろにいたチトさんも結構苦労してたみたい。
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急斜面もなんとか無事に超えハクノリの頂上大地に到着。あまりに広いのでどこに標識のようなものがあるのか、しばらくシールで進みながら見ていたら、白馬大池の方向に大きなケルンが見えた。そばに行くと頂上の標識が。そういえばスキーで山に入って頂上を踏んだのはハクノリが初めて 雪の無い時期は結構ピークハントにこだわるのだけど、スキーだとどうしてもいい斜面があると「このあたりでいいか」とやめちゃう。
そういう意味では冬の方が行動に無理はしていないと思う。
山スキーヤーのように頂上を踏む手段としてのスキー道具ではないから、これでいいんだとおもう。
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せっかくだから景色を堪能しようと白馬三山の方にチトさんと進む。うす曇で青空ではないがこういう天気で見る後立山も迫力があっていいです。           
 
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後から来た1班のメンバーと頂上でマッタリ休憩。寒くなってきたのでウェアを着込んで滑走モードに切り替え。
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後から来たボーダーの方から雷鳥がいるよと聞いたので良く見るとホントだいたいた。写真でわかるかな?
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取り付きの斜面付近に戻ると、2班が到着。皆さんお疲れ様でした。
この取り付きあたりの斜面はいい雪で気持ちよかったな~。調子に乗って先の方まで滑ったので登り返しましたが
 
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小休止した後天狗原で昼食を取りましょうということになったので、滑走の準備を始める。この瞬間のワクワク感がバックカントリーで一番楽しいかも
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急斜面への取り付きまでウォーミングアップ。でもここが一番気持ちよかったかな。
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さて急斜面の滑走ですが、緩んだ雪にバランスが取り辛く出だしから2回前転(2回転したかな)。でも転ぶとくそ~とやる気が沸いてくるんだよな。斜面の中間からは斜度も幾分緩み。ザラメがいい感じに!気持ちよくターンできました。楽しいのもあっという間で天狗原に降りる。でもこの一瞬の快楽のためには我慢して登れるんだよな。そういう点からしたら登山が好きなら尚イイでしょうね。
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天狗原で昼食を取り、次はゴンドラ駅まで滑走。最初は天狗原の急斜面を降り、後は谷筋のツリーラン。前半はザラメの雪がいい感じでターンもまあまあ決まる。後半のツリーランは変化に富んでいたけど、先週の御岳の密林地獄に比べたら楽楽でした。
バックカントリー 白馬乗鞍岳 2008年4月16日(水)


バックカントリー 白馬乗鞍岳 2008年4月16日(水)

           
ゴンドラ駅に全員無事到着し。ゴンドラで駐車場まで降りる(スキー場下部はもう雪がなくスキーでは降りられない)。
駐車場で終わりの挨拶をした後メンバーで栂の湯で汗を流して次回の企画の約束をして現地解散しました。
バックカントリー 白馬乗鞍岳 2008年4月16日(水)


帰りはETCの通勤割引のみで帰るため。豊科~松川(下道)園原~小牧で帰りました。
メンバーの皆さんお疲れ様でした。まだまだ下手糞なので足を引っ張ると思ってましたが、何とか一緒に降りてこられて良かったです。
それにしてもバックカントリーは本当に面白い!
登山の楽しさと滑る楽しさの1粒で2度美味しいこの遊びはやると中毒になりますね 
それと休みが会う人が少なくいつも一人で行動している自分にとって平日に活動している人たちがこんなにいたことに嬉しくなりました。バックカントリーは仲間で楽しくやった方が絶対いいです。次回もまたよろしくです。



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この記事へのコメント
下まで滑れなくて残念でしたね〜
来シーズンつながっている頃行きましょうゾ。
一粒で二度美味しいですよね!こんなフレーズご存知とはね〜
ytさんの世代も使うのですね〜

特に僕のようなボーダーは山頂踏むのはどうでもええわ〜となって
快適バーンで満足してしまいます。
Posted by shon at 2008年04月18日 08:39
shonさん おはようございます
そうですBCでは山頂なんてどうでもいいんです(笑)
あくせく山頂を目指しリスキーなルートを滑るのはエクストリームなスキーヤーに任せて、気持ちのいい雪の付いた気持ちのいい斜面をターンする楽しみを味わうのが自分の本道ですね。
山頂踏むのは無雪期にいくらでも出来ますから。
5月もまた外に出かけましょう
Posted by YT at 2008年04月18日 10:29
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