2009年01月18日
テレマークパウダー講習2009年1月17日(土)18日(日)
自分が出入りしている名古屋の老舗アウトドアショップMOOSE主催のパウダー講習in白馬乗鞍に参加してきました。プロスキーヤーで登山家の二木港雪さんによるゲレンデ&ツアーでのテレマークスキー講習はいろんな意味で勉強になりました。
遅くなりましたがとりあえずパウダー講習のレポです
ゲレンデでピステのかかった斜面を滑るだけなら誰でも努力しだいで滑れるようになりますが、未圧雪の斜面となれば話は別。
でもパウダーを気持ちよく滑りたくて、名古屋のアウトドアショップ、MOOSEが主催するテレマークスキーパウダー講習に参加してきました。講師はテレマークしキーのトッププロで登山家の二木巷雪さん。どんな講習になるのかわくわくだ。

前日夜に自宅を出て仮眠を取りながら翌朝9時に宿泊地である白馬乗鞍のペンションかんてらに到着。
荷物を部屋に入れ、準備をして全員集合し二木港雪先生の説明のあと全員白馬乗鞍のゲレンデへ。仁木先生は聞いていたとおりかなり濃くて面白い人下部のゲレンデでまず2本滑り最上部のスカイビューゲレンデへ。

バーンは全面未圧雪でいい感じだ
だが実際トップから滑り出すと結構重い雪でスキーはいてても膝上まで埋まりまともに滑れない とりあえず一本目はゴロゴロ転がりながら降り2本目は何とか滑って降りたが、正直かっこよくないすべりだったと思う

滑り降りた後先生から細かいアドバイスを頂き、下部のゲレンデで基礎練習。でも面白い先生らしく後ろ向きに滑ったり、滑りながらクルクル回ったりとなんとも愉快な練習でした
昼食はいったんかんてらに戻って先生お勧めの特性ラーメンを食べる(これがまた美味かった)。
午後からは若栗ゲレンデで未圧雪部分を使ったすべりの練習。
だがこのとき大失態してしまった。
何したかというと里見ゲレンデから少し滑ってリフト移動する際、間違って里見ゲレンデの一番下まで滑ってしまったのだ
あわててリフトに乗り、待っていて下さったMOOSEオーナーと皆のところに合流し平謝り 先生から「一人でおいしいところ滑ってたんでしょ」と笑いながら突っ込まれてしまった

午後の練習は未圧雪でのバランス感覚を中心にした練習でしたが、これは本当に目から鱗の内容でとても勉強になった。
ギタンギタンな不整地でみっちり練習した後は最後のフリーの滑り。
無難に圧雪バーン滑る皆さんからはずれひたすら不整地に突っ込む自分を見て先生はじめ皆さん笑ってましたが

最後に先生が我慢できなくなって?はじけたように滑って降りてきた。
話してるときはお笑い芸人みたいな人なのにすべりはさすがプロ!いい滑りを見せてくれました
ゲレンデから戻りみんなで温泉入ったあとは待ちに待った夕食。
全部自家製ものばかりで美味しかった 美味しそうに食っていたのを見て皆さん食べていいよとおすそ分けいただきましたが
その後はもちろん宴会でした。
昨日のゲレンデ講習から一転し今日は山に実際に入って滑る実戦トレーニング。朝ご飯しっかり食べて、昼ご飯のおにぎり握って、ザックと板背負って若栗ゲレンデへ

まずはゲレンデ脇でビーコン、シャベル、ブローブを使った練習をする。こういうトレーニングは反復しないと意味がないのだろうけどブローブはアルミでないと折れるからダメというのは参考になった。
注意事項の再確認をしてスタートのゲレンデトップに移動しシールを貼るが、他の板に合わせてテールの金具を合わせていたので結構手間取った。やはら事前のチェックは大事です(^_^;)
トップから細い尾根をシール登行で登るがツアーモードのあるビンディングでキックターンを手こずる人がいたので便利なばかりではないなと思った。

ツアー初めての人もみえるのでペースはスロー。
スタートから暫くはいつも薄着で行動することが多いけど、ペースが上がらないと体も温まってこないし、立ち止まっていると風が冷たいのでザックからアウター出して着込む

ルートは思いのほか急だけど久しぶりにシールはいて登るのは楽しい。
やっぱり山はええな~。滑りでは遅れをとるけどとりあえず登りなら一応山屋の端くれなんで大丈夫

ヒヨドリ峰と裏ヒヨの間から天狗原が見えてきたあたりから樹林帯に入り目の前の斜面を越したあたりで昼食を取る。かんてら自家製の漬物詰め込んだおにぎりは激うまだった

昼食後先生がピットチェックし、時間も押しているので目的地はあきらめて目の前の藪斜面を安全に降りましょうということになる。
準備して一人ずつビーコンチェックしたあと先生の後について一人ずつ滑る。

滑るといっても滑走ポイントなんてほとんどないのでスキー板履いた雪山登山の下山バージョンという感じ 雪は重いし斜度は急だし藪だらけだしでほとんど、斜滑降、キックターンかカニ歩きばかり。
でもこういう冒険的な内容も悪くない
ところどころでハメはずして滑り転げまわっていたら先生に「もう少し大人しく」と窘められました

藪を漕ぎ転げながらようやくゲレンデ奥の沢に出て本日初のまともな滑りになったけど、重い雪とへたれな技術でかっこよく決めるつもりがみんなの前で前転してしまいました

ゲレンデに合流した後は皆本日の鬱憤を晴らすように全快で滑り降りかんてらに戻って挨拶した後帰路につきました。でも豊科までのスキー帰りの渋滞は凄まじかった
2日間における講習も無事終了。感想としてはまだまだ自分は未熟者だということを思い知らされた2日間でした。でも上天気さん以外の達人に教わることはとても新鮮で勉強になったし。いろんな人のすべりを見れたことも為になった。
悪雪の藪斜面を弾けながら滑り最後に転んで笑顔で大笑いした先生を見てテレマークっってやっぱカッコええと思いました
ゲレンデでピステのかかった斜面を滑るだけなら誰でも努力しだいで滑れるようになりますが、未圧雪の斜面となれば話は別。
でもパウダーを気持ちよく滑りたくて、名古屋のアウトドアショップ、MOOSEが主催するテレマークスキーパウダー講習に参加してきました。講師はテレマークしキーのトッププロで登山家の二木巷雪さん。どんな講習になるのかわくわくだ。
前日夜に自宅を出て仮眠を取りながら翌朝9時に宿泊地である白馬乗鞍のペンションかんてらに到着。
荷物を部屋に入れ、準備をして全員集合し二木港雪先生の説明のあと全員白馬乗鞍のゲレンデへ。仁木先生は聞いていたとおりかなり濃くて面白い人下部のゲレンデでまず2本滑り最上部のスカイビューゲレンデへ。
バーンは全面未圧雪でいい感じだ
だが実際トップから滑り出すと結構重い雪でスキーはいてても膝上まで埋まりまともに滑れない とりあえず一本目はゴロゴロ転がりながら降り2本目は何とか滑って降りたが、正直かっこよくないすべりだったと思う
滑り降りた後先生から細かいアドバイスを頂き、下部のゲレンデで基礎練習。でも面白い先生らしく後ろ向きに滑ったり、滑りながらクルクル回ったりとなんとも愉快な練習でした
昼食はいったんかんてらに戻って先生お勧めの特性ラーメンを食べる(これがまた美味かった)。
午後からは若栗ゲレンデで未圧雪部分を使ったすべりの練習。
だがこのとき大失態してしまった。
何したかというと里見ゲレンデから少し滑ってリフト移動する際、間違って里見ゲレンデの一番下まで滑ってしまったのだ
あわててリフトに乗り、待っていて下さったMOOSEオーナーと皆のところに合流し平謝り 先生から「一人でおいしいところ滑ってたんでしょ」と笑いながら突っ込まれてしまった
午後の練習は未圧雪でのバランス感覚を中心にした練習でしたが、これは本当に目から鱗の内容でとても勉強になった。
ギタンギタンな不整地でみっちり練習した後は最後のフリーの滑り。
無難に圧雪バーン滑る皆さんからはずれひたすら不整地に突っ込む自分を見て先生はじめ皆さん笑ってましたが
最後に先生が我慢できなくなって?はじけたように滑って降りてきた。
話してるときはお笑い芸人みたいな人なのにすべりはさすがプロ!いい滑りを見せてくれました
ゲレンデから戻りみんなで温泉入ったあとは待ちに待った夕食。
全部自家製ものばかりで美味しかった 美味しそうに食っていたのを見て皆さん食べていいよとおすそ分けいただきましたが
その後はもちろん宴会でした。
昨日のゲレンデ講習から一転し今日は山に実際に入って滑る実戦トレーニング。朝ご飯しっかり食べて、昼ご飯のおにぎり握って、ザックと板背負って若栗ゲレンデへ
まずはゲレンデ脇でビーコン、シャベル、ブローブを使った練習をする。こういうトレーニングは反復しないと意味がないのだろうけどブローブはアルミでないと折れるからダメというのは参考になった。
注意事項の再確認をしてスタートのゲレンデトップに移動しシールを貼るが、他の板に合わせてテールの金具を合わせていたので結構手間取った。やはら事前のチェックは大事です(^_^;)
トップから細い尾根をシール登行で登るがツアーモードのあるビンディングでキックターンを手こずる人がいたので便利なばかりではないなと思った。
ツアー初めての人もみえるのでペースはスロー。
スタートから暫くはいつも薄着で行動することが多いけど、ペースが上がらないと体も温まってこないし、立ち止まっていると風が冷たいのでザックからアウター出して着込む
ルートは思いのほか急だけど久しぶりにシールはいて登るのは楽しい。
やっぱり山はええな~。滑りでは遅れをとるけどとりあえず登りなら一応山屋の端くれなんで大丈夫
ヒヨドリ峰と裏ヒヨの間から天狗原が見えてきたあたりから樹林帯に入り目の前の斜面を越したあたりで昼食を取る。かんてら自家製の漬物詰め込んだおにぎりは激うまだった
昼食後先生がピットチェックし、時間も押しているので目的地はあきらめて目の前の藪斜面を安全に降りましょうということになる。
準備して一人ずつビーコンチェックしたあと先生の後について一人ずつ滑る。
滑るといっても滑走ポイントなんてほとんどないのでスキー板履いた雪山登山の下山バージョンという感じ 雪は重いし斜度は急だし藪だらけだしでほとんど、斜滑降、キックターンかカニ歩きばかり。
でもこういう冒険的な内容も悪くない
ところどころでハメはずして滑り転げまわっていたら先生に「もう少し大人しく」と窘められました
藪を漕ぎ転げながらようやくゲレンデ奥の沢に出て本日初のまともな滑りになったけど、重い雪とへたれな技術でかっこよく決めるつもりがみんなの前で前転してしまいました
ゲレンデに合流した後は皆本日の鬱憤を晴らすように全快で滑り降りかんてらに戻って挨拶した後帰路につきました。でも豊科までのスキー帰りの渋滞は凄まじかった
2日間における講習も無事終了。感想としてはまだまだ自分は未熟者だということを思い知らされた2日間でした。でも上天気さん以外の達人に教わることはとても新鮮で勉強になったし。いろんな人のすべりを見れたことも為になった。
悪雪の藪斜面を弾けながら滑り最後に転んで笑顔で大笑いした先生を見てテレマークっってやっぱカッコええと思いました
Posted by YT at 23:04│Comments(0)
│テレマークスキー(バックカントリー)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。