2008年05月29日
バックカントリー 立山 2008年5月28日(水)
今シーズン初の立山BC。午前中は室道~一ノ越~御山谷~東一ノ越~黒部平。午後は室道~室堂山
テレマークスキーの楽しさはゲレンデの枠には収まらないと思う今日このごろ
気がつけば5月ももうすぐ終わり世の中は衣替えのシーズン。
スノースポーツもいい加減雪から離れなきゃと終了宣言する人たちも出始めると思いますが、テレマークスキーの本領発揮である山の世界はまだまだ終わりを告げません
今回は今シーズン初めての立山。メンバーは先週乗鞍でご一緒したずっくさんとかわさん、かわさんの友人で女性テレマーカーのSさん、そしてノノリンさんの4人でした。事前の打ち合わせでルートを室道~一ノ越~黒部平に決め、前日の夜にノノリンさんと現地に向かい深夜2時に立山駅駐車場に到着して仮眠を取りました。
朝6時に目が覚め外を見ると高曇りですっきりしないながら、雨模様の天気予報とは違いまあまあの天気だ
立山アルペンクラブの受付(事前の申し込みで当日に会員証が発行。入会金1000円で使用日数毎に1割から最大半額まで運賃が割引)を済ませるため7時前に立山駅に向かい受付を済ませて切符を買っているとずっくさん、かわさん、Sさんの3人がやってきました。今回は現地のガイドであるかわさんが見えるからとても心強い

7時20分発のケーブルカーに乗って出発。いつもなら平日でも座れないぐらい人がいるのに今日はガラガラでゆったり座れた、といっても美女平まですぐだけど
美女平でバスに乗り換え8時30分に室道に到着。途中の雪の大谷も低くなっているようだがまだバスよりは高かった。バスを降りてすぐスキー板にシールを張り付け、外に出てまずは一ノ越に向けてスタート。天気予報は悪いのに現地の天気は今のところ晴れてて良好だ。
最初は浄土山の下をトラバースしながら一ノ越へ緩く登る。中盤から直登ぎみになるにつれて後ろに大日三山が大きく見え出す。昨年日帰り縦走したのを思い出すなぁ。
1時間で一ノ越に到着。昨年ノノリンさんと滑った浄土山カールが見える。
一ノ越からは槍穂、笠、裏銀座の山が目白押し。皆素晴らしい景色にご満悦だ
一ノ越でのんびり休憩し次は東一ノ越へ。まずは目の前の御山谷に向けてドロップイン。雪の午前中の高くない気温で快適なザラメ
御山谷上部の素晴らしい斜面を満喫してたらすぐにかわさんからストップが。斜面に見えている夏道に合流するとのこと。
東一ノ越までの夏道はところどころで雪渓で埋まっている箇所があった。雪は硬くないのでアイゼンつけずにキックステップでピッケルを使用して慎重にトラバースした。

トラバース道も1時間もしないうちに東一ノ越に到着。ここで今日のランチタイム。このあたりで少し日の光が弱くなったがまだまだいい天気だ。東一ノ越からは針ノ木から続く後立山の稜線が壮大に見える。
ランチが終了したらお待ちかねの黒部平に向けての滑走 出だしは下が見えない40度くらいの急斜面。転ばないように慎重に斜滑降で中盤まで降りてからは、弾けながらターンして落ちていきました

このあたりの滑りは最高に気持ちよかったなぁ ウハウハで滑ってるのが画像で分かる(^~^)

みなわずかな滑りの時間を惜しむように楽しんでいます。BCはやはり仲間がいてこそ楽しい
黒部平が近くなると雨が流れた溝が大きくなり、ターンするのに四苦八苦。でも横でロープウェイのギャラリーが見ているから恥ずかしい滑りは出来ません
楽しい滑りもいつものごとくあっという間に終わり黒部平に到着。駅には台湾からの観光客の人が沢山いて日本じゃないみたいでした。
滑ってきたルートを確認。雪質は厳しかったがいい斜面だったなぁ。
12時に黒部平に着いたので室道についてもう一滑りしようと話しながら切符を買いに行く。ここでビックリ黒部平~室道の料金は3800円と立山~室道とあまり変わらない アルペンクラブの割引で1割安く買えたがメンバー全員「こんな贅沢なルートは2度と滑らない。2000円で荷物代取らずにバスに乗れる乗鞍は素晴らしい」といってました
ロープウェイとトロリーバスを乗り継いで室道に到着しここで終了するというSさんと別れ、次はリーダーのかわさんの提案で立山カルデラを見に室堂山に登る。
室道から見ると結構きつそうな斜面に見えるが登ってみると結構緩い斜面だ。
室堂山から見る立山カルデラは本当にでかい! それと薬師岳までのオートルートも壮大だ。夏にはここを2泊で縦走したいなといっていたら、かわさんにこのルートは1泊目はスゴ乗越で薬師まで1泊2日でいけるよといわれましたが
展望に浸っているとグェグェと変な鳴き声が聞こえたので振り返ると岩に雷鳥が立ってました。皆が写真を撮るあいだポーズをしっかりとっているこいつは結構モデル気取り?
さて展望も満喫したしあとは滑るだけだ。滑る方向には剱がカッコいい姿を見せる。室堂山から室道までの滑りは一瞬でしたが、雪質は今日一番のザラメでターンが良く決まり本日のフィナーレを最高の状態で飾れました
午前午後と立山を満喫し、3時40分のバスで室道をあとにし、5時に立山に到着。かわさんとずっくさんと駅で別れたあとは近くの日帰り温泉で汗を流し、自分は今回が2度目の富山のきときと寿司でノノリンさんと打ち上げして(アルコール抜きね)で深夜に帰宅しました。
今年初の立山で初ルートでしたが、さすがは本職ガイドのかわさん!メンバー全員を面倒見よくエスコートして下さりありがとうございました。メンバーの皆さんも毎度のことながら個性的で楽しく充実した一日でした。またご一緒しましょう
スノースポーツもいい加減雪から離れなきゃと終了宣言する人たちも出始めると思いますが、テレマークスキーの本領発揮である山の世界はまだまだ終わりを告げません
今回は今シーズン初めての立山。メンバーは先週乗鞍でご一緒したずっくさんとかわさん、かわさんの友人で女性テレマーカーのSさん、そしてノノリンさんの4人でした。事前の打ち合わせでルートを室道~一ノ越~黒部平に決め、前日の夜にノノリンさんと現地に向かい深夜2時に立山駅駐車場に到着して仮眠を取りました。
朝6時に目が覚め外を見ると高曇りですっきりしないながら、雨模様の天気予報とは違いまあまあの天気だ
立山アルペンクラブの受付(事前の申し込みで当日に会員証が発行。入会金1000円で使用日数毎に1割から最大半額まで運賃が割引)を済ませるため7時前に立山駅に向かい受付を済ませて切符を買っているとずっくさん、かわさん、Sさんの3人がやってきました。今回は現地のガイドであるかわさんが見えるからとても心強い
7時20分発のケーブルカーに乗って出発。いつもなら平日でも座れないぐらい人がいるのに今日はガラガラでゆったり座れた、といっても美女平まですぐだけど
美女平でバスに乗り換え8時30分に室道に到着。途中の雪の大谷も低くなっているようだがまだバスよりは高かった。バスを降りてすぐスキー板にシールを張り付け、外に出てまずは一ノ越に向けてスタート。天気予報は悪いのに現地の天気は今のところ晴れてて良好だ。
最初は浄土山の下をトラバースしながら一ノ越へ緩く登る。中盤から直登ぎみになるにつれて後ろに大日三山が大きく見え出す。昨年日帰り縦走したのを思い出すなぁ。
1時間で一ノ越に到着。昨年ノノリンさんと滑った浄土山カールが見える。

一ノ越からは槍穂、笠、裏銀座の山が目白押し。皆素晴らしい景色にご満悦だ
一ノ越でのんびり休憩し次は東一ノ越へ。まずは目の前の御山谷に向けてドロップイン。雪の午前中の高くない気温で快適なザラメ

御山谷上部の素晴らしい斜面を満喫してたらすぐにかわさんからストップが。斜面に見えている夏道に合流するとのこと。

東一ノ越までの夏道はところどころで雪渓で埋まっている箇所があった。雪は硬くないのでアイゼンつけずにキックステップでピッケルを使用して慎重にトラバースした。
トラバース道も1時間もしないうちに東一ノ越に到着。ここで今日のランチタイム。このあたりで少し日の光が弱くなったがまだまだいい天気だ。東一ノ越からは針ノ木から続く後立山の稜線が壮大に見える。
ランチが終了したらお待ちかねの黒部平に向けての滑走 出だしは下が見えない40度くらいの急斜面。転ばないように慎重に斜滑降で中盤まで降りてからは、弾けながらターンして落ちていきました
このあたりの滑りは最高に気持ちよかったなぁ ウハウハで滑ってるのが画像で分かる(^~^)

みなわずかな滑りの時間を惜しむように楽しんでいます。BCはやはり仲間がいてこそ楽しい

黒部平が近くなると雨が流れた溝が大きくなり、ターンするのに四苦八苦。でも横でロープウェイのギャラリーが見ているから恥ずかしい滑りは出来ません
楽しい滑りもいつものごとくあっという間に終わり黒部平に到着。駅には台湾からの観光客の人が沢山いて日本じゃないみたいでした。
滑ってきたルートを確認。雪質は厳しかったがいい斜面だったなぁ。
12時に黒部平に着いたので室道についてもう一滑りしようと話しながら切符を買いに行く。ここでビックリ黒部平~室道の料金は3800円と立山~室道とあまり変わらない アルペンクラブの割引で1割安く買えたがメンバー全員「こんな贅沢なルートは2度と滑らない。2000円で荷物代取らずにバスに乗れる乗鞍は素晴らしい」といってました
ロープウェイとトロリーバスを乗り継いで室道に到着しここで終了するというSさんと別れ、次はリーダーのかわさんの提案で立山カルデラを見に室堂山に登る。
室道から見ると結構きつそうな斜面に見えるが登ってみると結構緩い斜面だ。
室堂山から見る立山カルデラは本当にでかい! それと薬師岳までのオートルートも壮大だ。夏にはここを2泊で縦走したいなといっていたら、かわさんにこのルートは1泊目はスゴ乗越で薬師まで1泊2日でいけるよといわれましたが
展望に浸っているとグェグェと変な鳴き声が聞こえたので振り返ると岩に雷鳥が立ってました。皆が写真を撮るあいだポーズをしっかりとっているこいつは結構モデル気取り?

さて展望も満喫したしあとは滑るだけだ。滑る方向には剱がカッコいい姿を見せる。室堂山から室道までの滑りは一瞬でしたが、雪質は今日一番のザラメでターンが良く決まり本日のフィナーレを最高の状態で飾れました
午前午後と立山を満喫し、3時40分のバスで室道をあとにし、5時に立山に到着。かわさんとずっくさんと駅で別れたあとは近くの日帰り温泉で汗を流し、自分は今回が2度目の富山のきときと寿司でノノリンさんと打ち上げして(アルコール抜きね)で深夜に帰宅しました。
今年初の立山で初ルートでしたが、さすがは本職ガイドのかわさん!メンバー全員を面倒見よくエスコートして下さりありがとうございました。メンバーの皆さんも毎度のことながら個性的で楽しく充実した一日でした。またご一緒しましょう
タグ :バックカントリー
Posted by YT at 00:56│Comments(1)
│テレマークスキー(バックカントリー)
この記事へのコメント
こんにちは!
羨ましいですね~立山スキーとは!
お仲間の背景に山を持ってくる構図がとてもかっこいいです。
ytnetさん宅からは立山近いんですか?
乗鞍とか行きやすそうな感じですね。
もし奥様も山にはまって「交代で行くのよ!」と言われたらどうしますか?
羨ましいですね~立山スキーとは!
お仲間の背景に山を持ってくる構図がとてもかっこいいです。
ytnetさん宅からは立山近いんですか?
乗鞍とか行きやすそうな感じですね。
もし奥様も山にはまって「交代で行くのよ!」と言われたらどうしますか?
Posted by sanako at 2008年05月30日 13:57
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